パーキンソン病の妻と介護する夫の日記

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二股の銀杏どうする 最後の話

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★ 道端の銀杏の木は厄介者

この張り紙をつけられた心優しい方へ

銀杏の木を切ったのは私です

★ Moriにとっては将に「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」思い

先日私が家の庭の桂の木を切っているとき、例の銀杏の木の下の歩道に生えている芝や草をきれいにはぎ取って下さっていた方から

「この銀杏の葉が落ちだすと大変だ。何とかならないものか?」と相談された。

その時は「そうですねえ、だいぶん大きくなったもんで」とだけあいずちを打って済ませていましたが、その翌々日に家に家内を訪ねてきてくださった近所の方にも

「家の近くに大木があると根が張って家を持ち上げたり、屋根を痛めたりするようになる。実家の銀杏でこの前の台風で小屋に倒れ掛かりそうになった。」

「例の道端の銀杏の木も切り倒した方がよいのではないのでしょうか」と付け加えられた。

立て続けにご近所の方にそう言われて、私も銀杏の木のすぐ隣の方も相当ご迷惑をおかけしているのではないかと、すぐに区長に電話して、伐採の相談をしたら、即刻チェーンソーを持ち軽トラで駆け付けてくださった。区長と二人で安全を確認しながら切り倒していると、先のお二人も音で気づいて加勢してくださいました。

枝は切って調整池に、幹と落ちた葉は団地の角の芋畑に持っていきました。

  • これで街灯の邪魔もせず
  • 落葉の跡片付けもせずに済み
  • 隣の方や道路の持ち上げ被害も出ずに済む

「やれやれ」と正直ホットしていたところでした。

昨日切り株が高いので低く切ろうとでてみたら、この張り紙がありました。

自然や木々を大切にと思う心は私もよくわかりますが、以上のような事由で切り倒した次第です。ご理解いただけたら幸甚です。銀杏の木は特に生命力が強いものです。このままにしておくと又すぐに芽が出て大きくなります。これからもしょっちゅう芽を切り続ける必要があります。よろしくお願いします

以上のように書いた手紙を張り紙の上に付け加えました。

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